GNSS測量エラーメッセージ
下記のメッセージは、GNSS測量を実行中、または開始しようとしている際に、問題が発生したことを示しています。
エラー: 使用地域外
測量を開始しようとしている時にこのメッセージが表示される場合は、接続されている受信機は現在の地理的位置では使用できません。さらに詳しい情報につきましてはTrimbleの販売代理店にお尋ねください。
受信機はロケーションRTK精度に対応します。それに応じてスタイル許容範囲を設定してください
RTK測量を開始しようとしている時にこのメッセージが表示された場合は、接続されている受信機はロケーションRTKに対応しています。これは受信機のRTKソリューションの精度を制限します。測量スタイルの精度設定を変更し、受信機のロケーションRTK精度の制限に合わせるには、はいをタップします。測量スタイルがすでに受信機のロケーションRTK精度の制限より高精度に設定されている場合は、測量スタイルは更新されません。
受信機でロケーションRTKが有効になっている場合、ステータスラインは「RTK: フロート.受信機でロケーションRTKが有効になっているときにはフィックス位置は保存することができません。
現在の測量スタイルの精度設定を維持するには いいえ をタップします。
ストリーム補正を開始できません
RTK測量の最中にこのメッセージが表示された場合は、使用しているインターネット接続がTrimble Accessソフトウェア外部でも有効であることを確認してください。インターネットに接続し、ニュースページなど頻繁に更新されるウェブページに接続できることを確認します。接続を保持したまま、Trimble Accessソフトウェアで測量を開始します。それでも測量が開始しない場合、IPアドレスやポート番号の入力間違い、あるいはデータを提供するはずの基準局の誤動作が問題の原因である可能性があります。
基準局データなし
RTK 測量を開始すると「基準局データなし」というメッセージが表示された場合には、放送フォーマットやモデムの初期化ストリング、基準局のIP アドレスやポート番号を確認してください。
搬送波なし
RTK基準局にダイヤル中にこのメッセージが表示された場合、基準局が応答していないか、移動局がダイヤルトーンを受信していない可能性があります。手動で基準局にダイヤルし、返答がある(ボイスメールシステムにつながらないこと)ことを確認します。移動局のアカウントに十分な残高が残っていることを確認します。
警告: 基準局の座標が一致しません。ジョブ内の基準局設置点<Point name>の座標が、受信された座標と異なっています
このメッセージはRTK補正を受信している際に表示されます。すなわち、固定局データリンクから受信された固定局ポイント名が、ジョブファイル内の既存のポイントと一致していても、それら2つのポイントの座標が異なっていることを意味します。基準局が、ジョブデータベース内ですでに設定されているのと同じポイント上にセットアップされていることが確実な場合は、ジョブをタップすると、そのポイントにジョブデータ内の座標を使用します。もし基準局の場所がジョブデータ内の既存のポイントと異なる場合は、ポイント名を変更して下さい。データリンクから受信した座標を使用するには 受信をタップし、新しい基準局ポイントに名前を付けて保存します。測量をキャンセルすするにはキャンセルをタップします。
ジョブ内にRTX‑RTKオフセットが存在する場合は、受信された基準局の座標を使用するオプションは利用できません。オフセットの正しい使用は、全てのRTKの表現が同じであることに依存します。ジョブ内に既に存在する座標と異なる座標を有するポイントが、基準局から送られてくる場合、RTKの表現が同じでない可能性があります。